ニュルブルクリンク24時間レースの前哨戦であるQualifying Raceが、4月16日、17日ドイツ ニュルブルクリンクで開催された。
TOYOTA GAZOO RacingのNo.188 LEXUS RC、No.326 TOYOTA C-HR RacingそしてTOYOTA GAZOO Racing with TOM'Sとして参戦するNo.36 LEXUS RC Fの3台の今季初のニュルブルクリンクでの走行となり、6時間を走り切るなかで、クルマや人の課題を見つけることが参戦の目的である。
予選は、16日夕方と17日午前に開催され、No.188 RCは総合42位、No.326 C-HRは総合64位、No.36 RC Fは総合25位で決勝を迎えた。
決勝では、グリッド進行中にNo.326 C-HRがトラブルによりコース上で停止するアクシデントが発生。ピットでの作業により復帰し、ピットレーンからのスタートとなるも、3台ともにスタート後は順調に走行する。
ニュルブルクリンクの天候は変わりやすく、コース内でめまぐるしくコンディションが変わるため、タイヤの選択に翻弄されるも、徐々にコンディションがドライになり、ゴールまでドライコンディションが続く。
しかし、No.36 RC Fはフロントアンダースポイラーを固定するワイヤーの異常で30分、No.326 C-HRは直前を走る車両がエンジンブローを起こし、漏れたオイルを踏んでしまったことによりスピンし破損したリヤ周りを修復するために、30分のピットストップを余儀なくされる。
今回は、24時間レース本番を見据え、クルマと人を鍛えることに主眼を置いた参戦であるため、ピットインのたびにセッティングをトライしながら走行し、No.188 RCとNo.326 C-HRは順調にゴールまで走りきり完走。
一方、No.36 RC Fは駆動系のトラブルにより、ゴールまであと45分を残したところで、残念ながら完走することはできなかった。
今回の結果、クルマにも人にも課題が見つかり、次回のVLN2レース、そして本番の24時間レースに向け、更なる成長を目指す。
※引用元(TOYOTA GAZOO Racing Website)
http://toyotagazooracing.com/jp/nurburgring/report/2016/qf/01.html